鋼の錬金術師

作者　荒川　弘

ちょっと古い作品ですが、ハガレンこと「鋼の錬金術師」
国家錬金術師のアルフォンス・エルリックと弟のエドワード・
エルリックの物語。
舞台は蒸気機関などを使い始めたヨーロッパのファンタジー世界。
ストーリー、キャラクター、世界観、錬金術の設定、あとは荒川さんの
生きる事への考え方が凄く作り込まれた作品だと思います。
少しネタバレですが、最初の事件を解決した時の「そんな事は、自分で考えろ。
立って歩け、前へ進め、あんたには立派な足がついてるじゃないか」は、深く
刺さりましたねぇ。
エドだからこそ言えるセリフでしょう。
アニメのリメイク版は原作にかなり忠実なので、そちらを勧めます。